スクリプトの意味について解説します。基礎編なのでここでは具体的には解説しません。形だけを覚えれば十分です。
function init(event) {
}
NPCの初期化時に波かっこの中の文が実行されます。
初期化時はスクリプトの画面を閉じたときと、ワールドを開いたときです。
initの部分を変えると、実行されるタイミングを変えることができます。詳しくは
フックを参照
event.npc.say("Hello World!");
NPCが"Hello World!"と話す命令(関数)です。
.(ピリオド)は単語と単語を区切ります。
eventはひとまず置いておき、npc.sayはNPCが何かを話す命令だということがわかるかと思います。
sayで何を言うかは( )の中に書きます。
" "はただの文字列を表しているので、自由に書きかえて大丈夫です。
"Hello World!"を"How are you?"などに書きかえて実行してみましょう。
最後にある;(セミコロン)は、命令の終わりを意味します。
function init(event) {
event.npc.say("Hello World!");
}
つまりこのスクリプトは、
- NPCが初期化されるとき
- NPCが"Hello World!"と話す
という意味になります。
ちなみに、波かっこの中がスペースで位置をずらされているのは、スクリプトを見やすくするためです。
これをインデントと呼びます。